小説家の阿部暁子(あべあきこ)さんの「カフネ」が2025年の本屋大賞に選ばれました。
そんな彼女が、これまで、どのような学生生活を送られていたのか、気になりますよね。
今回は、阿部暁子さんの学歴について、まとめてみました。
阿部暁子の学歴

阿部暁子さんの学歴は、以下のとおりです。
- 大学:不明(北海道)
- 岩手県立花巻北高等学校
- 中学校:不明
- 小学校:不明
一つずつ、見ていきましょう。
阿部暁子の出身大学は北海道のどこ?

阿部暁子さんは過去のインタビューで、出身大学が北海道であることを明かしています。

大学進学で北海道に行かれたそうですね。
引用:WEB本の雑誌



はい。大学の図書館がすごく大きかったので、入り浸っていました。
引用:WEB本の雑誌
また、阿部暁子さんは札幌で過ごされたことも話しています。
学生時代を札幌で過ごし、3月に文庫化されたミステリー「金環日蝕(にっしょく)」(東京創元社)は札幌が舞台になっている。
引用:https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1146126/
これらのことから、札幌市にある図書館の大きい大学の可能性が高いと考えられます。
調べたところ、以下の3校があるようです。
- 北海道大学
- 北海道教育大学
- 北星学園大学
特に、北海道大学にある図書館は、300万冊以上の本がある全国的にも大きな図書館だそうです。
そのため、出身大学を確認することはできませんでしたが、また分かり次第更新したいと思います。
たくさん本を読んだ大学生活
阿部暁子さんは、小説家でデビューしたいという思いから、作家さんのデビュー作を読まれたそうです。
阿部:ジャンルは気にしていませんでした。
なにを読んだらいいのか分からなかったので手あたり次第気になる小説を読んでいた気がします。
引用:https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi248_abe/20221223_4.html
吉田修一さん、三浦しをんさん、三浦綾子さん、遠藤周作さんなど、さまざまなジャンルの本に触れて、たくさん刺激を受けました。
そして、自分で作品を書き、応募しましたが、なかなか通らなくダメだったのだとか。
大学4年生の春、就活も含めていろいろ嫌になり、大学のパソコン室で何も考えずに書きたいように書いた短篇をコバルト文庫の短編新人賞に送ったんですが、そのまますっかり忘れていたんです。
引用:https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi248_abe/20221223_4.html
その後、コバルト文庫から新人賞入選の電話があり、また頑張ろうという気持ちになったそうです。
阿部暁子さんが諦めずに努力し続けた思いが形になったことでしょう!
阿部暁子は花巻北高校出身
阿部暁子さんの出身高校は、岩手県立花巻北高等学校です。


岩手県立花巻北高等学校のWikipediaに、阿部暁子さんの名前があることから、こちらの出身校であることがわかりました。


こちらの学校で、吹奏楽部に所属していた阿部暁子さん。
高校時代は、本の好きな友達ができ、文芸部にも顔を出していたようです。
小説を書いている人もいたことで、楽しい交流になったのだとか。


阿部暁子さんは高校時代、歴史の参考書を読んでいて「なぜ?」と疑問を持ったことをきっかけに、小説を書き始めました。
そしてその作品を、全国高等学校総合文化祭に応募されたそうです。
生まれてはじめて自分が書いたものを読んで感想をもらうという体験をしたんですが、あれでもう「小説を書くのって面白いかも」となったんです。
引用:https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi248_abe/20221223_3.html
1年生で入選、2年生では県の最優秀賞、そして3年生には全国の最優秀賞に選ばれるという、輝かしい実績を残されています。



小説家なんて一握りの才能のある輝ける人しかなれない職業だから夢見るのはやめておこう、って。
引用:WEB本の雑誌
当時はこのように感じていたこともあったのだとか。
しかし、表彰式で現役の作家から「いつか小説家になるかもしれませんね」と言葉をもらったことが、大きな励みになったと、インタビューで語られています。
高校時代のこうした経験が、現在の阿部暁子さんの活躍へとつながっているのかもしれませんね。
阿部暁子の出身中学校はどこ?


阿部暁子さんは、岩手県花巻市出身なので、学区の中学校に通っていたのではないかと考えられます。
中学校も吹奏楽部に所属していました。


阿部暁子さんは、自宅にあったお姉さんの漫画を読んで、漫画にハマっていた時期もあったのだとか。
中学校時代は、本好きのお母さんが愛読していた本や、本屋で気になる本をチェックし、教室でさまざまな本を読んでいました。



「私、文学少女なのよ」って顔をしたかったんです(笑)。
引用:WEB本の雑誌
阿部暁子さんの少しお茶目な一面が感じられますね!
阿部暁子の出身小学校はどこ?


阿部暁子さんは、学区の小学校に通っていたのでないかと考えられます。


小さい頃から物語が好きだった阿部暁子さん。
小学校時代は、国語の授業が好きで、教科書をよく読んでいたそうです。
自分の世界
阿部暁子さんは、過去のインタビューで、ぼんやりとした子供だったと明かしています。
学校の先生に言われるまで、図書室の存在に気づかなかったそうです。



学校の図書室に図書室に行ってみて、「なにこれ自由に読んでいいの?」とびっくりして。
引用:WEB本の雑誌
練習で放課後残るようにと言われて返事をしても、ふらっと帰ろうとして、先生に呼び止められたときもあったのだとか。
阿部暁子さんは少しのんびりとした、マイペースなお子さんだったようです。
もしかすると、この頃から自分の世界観を育んでいたのかもしれませんね。
トランペット
高校、中学と吹奏楽部に入っていた阿部暁子さん。
最初のきっかけは、小学校のときだったようです。
阿部:小学校高学年の時に、女子は金管バンドに入るか、ポンポンを持ってチアリーディングをするか選ばなければいけなかったんです。
それで、私は金管バンドを選んでトランペットをやっていたんです。
引用:https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi248_abe/20221223_2.html
トランペットを吹く面白さに気づき、その後も続けることにしたのだとか。
本や楽器など、さまざまな芸術の世界に触れる機会が多かったようですね。
話を作るのは苦手だった?!
空想力が豊かだったという阿部暁子さん。
しかし、意外なことに「お話を作ること」は当時あまり得意ではなかったそうです。
小学校の時に自分でお話を作ってみましょうという授業があったんですけれど、私はその時何も浮かばなくて、教科書に載っていた話を、主人公の名前とストーリーの展開3か所くらいを変えただけのものを提出し、先生になにか言われるかなと思って1週間くらいドキドキしながら暮らしていました。
引用:https://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi248_abe/index.html
この頃は、まだ小説家になりたいとは思っていなかったのだとか。
こうしたエピソードを聞くと、小説家として活躍されている現在の姿からは、少し意外な一面が感じられますね。
ただ、自分のペースで物語の世界を楽しみ、捉えていく感性が、のちに小説家になっていくための大きな力となったのではないでしょうか。
まとめ
今回は、阿部暁子さんの学歴について、まとめてみました。
これからも阿部暁子さんの活躍を応援したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






コメント